バル巡り(その2)
バル巡り(その1)では、旧市街にあるバルをご紹介しましたが、バル巡り(その2)では河を渡ったエリアにあるバルをご紹介したいと思います。
Bodega Donostiarra Gros
このエリアの1店舗目は、Bodega Donostiarra Grosというお店。ここには2日目の朝食を食べるために訪れました。朝から営業しているありがたいバルです。
ホテルでの朝食は付けず、朝からバル巡りをするつもりでしたので朝からピンチョスなどのバルならではのメニューをチョイス。普通のトーストなどは注文せずに限られた時間でできるだけ多くの名物を食べることに専念していました。
注文したのは、イカのグリル、イベリコ豚のタパス、アンチョビとシシトウのピンチョス。サンセバスチャンは海に面した場所なので海鮮が多く取れて、バルでの料理にもよく使われています。イカを使った料理も多く、グリルされたイカをチョイス。また、イベリコ豚も名物です。注文したイベリコ豚は、少し脂が多い部分をさっぱりとマリネしたタパスで、玉ねぎのスライスとも合います。溶け出す脂が絶妙な甘さも感じさせてくれて美味しかったです。アンチョビ、シシトウもスペインでよく食べられる食材で安定の美味しさでした。
そして、スペインと言って忘れていけないものは「スペイン風オムレツ」ですね。なぜ「スペイン風」と“風”と呼ばれるのか謎ですが・・・。注文すると、都度焼いてくれる形式で熱々のオムレツが頂けます。パンも一緒に出てくるので、これだけでも立派な朝食になります。お味は、もちろん美味しかったです。すぐ近くに座っていた地元のおじいちゃんは、このオムレツだけを注文していて帰る時に「ここのオムレツは最高やろ!」と言いながら帰って行きました(笑)。朝でしたが、ビールを注文し食べると美味しかったことは言うまでもありません。
Bar Bergara
皮を渡ったエリアの2店舗目は、Bar Bergaraというお店です。初日から何回か訪問したのですが、シャッターが降りていて営業していないのかなぁと思いながら、3回目の正直で開いていました(笑)。
このお店、ミシュラン2023年の掲載店です。それ以外にもたくさん表彰や紹介されている名店です。旧市街ではなく、河を渡る必要はありますが十分に行く価値のあるお店だと思います。店内は白基調のモダンなデザイン、インテリアで統一されていて洗練された雰囲気のお店です。
お店の入り口には、ミシュランをはじめ数多くの表彰の印が掲示されています。しかしメニューのお値段は、他のバルとそれほど変わらない水準で良心的なお店だと思います。だからこそ、ミシュランに掲載されているのも納得する感じでした。
そしてカウンターにあるショーケースにも、たくさんのタパス、ピンチョスなどが置かれています。メニューにあるお料理を頼んでも良し、カウンターにあるタパスなどを注文しても良しです。お腹の具合に合わせて注文できます。
私達は、今回はメニューにあるお料理から3点ほどチョイスして注文しました。トリュフの乗ったリゾット、イカリングの料理、牛頰肉の煮込みです。ここでも、ビールとチャコりがお料理には合います。
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