フレンチオープン観戦記 ( 試合編 )

ローランギャロス 旅行

2024年6月1日と6月2日に実際に試合をいくつか観戦しましたので、その試合の様子についてご案内します。

観戦1日目 ( Nightチケットでの観戦 )

6月1日にオランダからパリまでユーロスターで移動し、夜の試合を見ることとなっていました。本来であれば、Nightチケットでは夜の最後の1試合だけを見ることができるのですが、当日は日中雨が少し降っていたため外のグラウンドコートで予定されていた試合の一部が屋根のあるコートで実施されており、予定がかなりズレ込んでいました。そのため20時過ぎにコートに着いたのですが、日中の最後の試合である A.Zverev 対 T.Griekspoor の試合を第3セットから見ることができました。
座席はコートの横側で一番下階層の中段くらいでしたので、そんなに近くはないけど選手の表情なども何となく見える、そんな感じの席でした。初めてテレビではなく現地で見るプロの試合は、やはり迫力が違います。サーブする時の声やボールの打球音、打ち返すラケットからの音などどれも刺激的でした。また、観客の歓声や掛け声などテレビとは全く違う世界が広がっていて高揚感が半端なかったです。日中の最後の試合が終わったのは、第5セットまでもつれる4時間超の試合となり22時を過ぎていました。

N.Djokovic 戦

そして、いよいよ本日のメインイベントである試合は N.Djokovic 対 L.Musetti 戦です。チケットを購入する時は見たい日にちとDAYかNightか、DAYチケットの場合はどのコートのチケットかを選択するだけなので、実際にトーナメントが始まらないと誰の試合が見れるのかは分かりません。今回は偶然 N.Djokovic の試合が見れたので非常にラッキーでした。試合開始は、22時40分くらいからで本当なら試合が終わっていてもおかしくない時間からの試合開始でした。コートへの入場からアップの様子も見れます。そして試合開始。第1セットこそ N.Djokovic が取りましたが、それ以降は Musetti が優勢で第2セット、第3セットを取る展開。いよいよN.Djokovic も世代交代になるのかと思っていたら、やはり王者の貫禄でシーソーゲームながら着実にゲームを取る展開となりました。本当に見ていると『激闘』と言う言葉が合うような試合展開でした。試合が始まった時間が遅く、かつ激闘の4時間29分。試合が終わったのは、午前3時過ぎと言う過酷なゲームとなりました。
ちなみに、試合時間が遅かったこともあり午前0時を過ぎたあたりからポツポツと席を後にする人が出て来ます。そうすると元々座っていた場所よりも前の席が空くので移動が可能です。そして午前1時過ぎくらいからは、VIP 席? BOX 席? の後ろのコートに一番近い席で見ることができました。この席からは、本当に手に取るように選手の様子が見れました。結局その最前列の席で N.Djokovic が勝って雄叫びを上げる瞬間や勝利者インタビューまでしっかりと見ることができて感動も大きかったです。

観戦2日目 ( Day チケットでの観戦 )

と、言うことで1日目の試合が終わったのは午前3時過ぎ、インタビューなども見ていたのでコートを出たのは3時半を過ぎて、タクシーの争奪戦に参加しホテルに戻ったのは午前4時を過ぎていました。シャワーを浴びてベットに入ったものの2日目の試合も見ないといけないので8時くらいには起きて簡単に朝食を食べて会場に行きました。
今回買った Day チケットは、コートがスザンヌ・ランラン・コートでコート・フィリップ・シャトリエではなかったのですが、購入の時に「アップグレードしますか? 」というボタンがあってポチッとしていたので、無料でフィリップ・シャトリエに空いている席があれば入れるオプション付きでした。意外と気が付かずスルーしている人もいるようなので要チェックです。 (2023年から始まった試みのようなので、今後も継続してあるかどうか分かりませんが ) 朝一番は、スザンヌ・ランランで試合を少し見てから、昨晩の興奮冷めやらぬフィリップ・シャトリエに行きました。ここでは、Iga Swiatek 対 A.Potapova の試合、Coco Gauff 対 E.Cocciaretto の試合を見ることができました。今年度優勝した Igaの試合を見ることができたのはラッキーでした。そして、スザンヌ・ランランに戻って S.Tsispas 対 M.Amaldi の試合を見てからグランドコートに移動。グランドコートは特にチケットは不要なので好きな試合を観戦することができました。

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