バル巡り(その3)
旧市街に戻ってバル巡りを続けます。旧市街には、まだまだ沢山のバルがありますからどんどんと食べて行きます(笑)。
Goin Argi
旧市街に戻って行った次のお店は「Goin Argi」というバルです。ここのバルの名物は、エビの串焼き。以前に日本のテレビの取材で女優さんとかも来たらしいです。
エビ以外にもタコやイカなどの海鮮も美味しいです。また、このバルが変わっているのは、壁に沢山のモニターがあって色々な言語での表示がしてあること。日本語のメニューもあり、番号で注文できるのでありがたいです。
お料理に合わせるのは、やはりチャコリ。海鮮に白ワインのチャコリはピッタリです。どれも新鮮な素材をシンプルに調理してあり、パンにもあって美味しかったです。
カウンターに置いてあるショーケースには、海鮮以外のピンチョスもあるので、海鮮がダメでも大丈夫です。見て美味しそうと思うピンチョスを注文したり、モニターに出ているお料理を注文することもできるバルです。
GANDARIAS
そして、旧市街にある有名なバル「GANDARIAS」へ。日本人のブログやYouTubeで取り上げられることが多いバルなので、日本人多いです(笑)。2回訪問したのですが、1回目の時は日本人しかいませんでした。
ここでの名物はお肉です、多分(笑)。でも食べなかったです。ピンチョス以外のメニュー壁にある黒板に書いてあるスタイルです。スペイン語が堪能でなければ、事前にホームページなどで食べたい物の写メを撮っておいて、見せながら注文することをおすすめします。
朝に行ったこともあって、軽めの食事にしました。お肉が有名だと思いますが、流石に朝から食べる気がしなかったので写真のピンチョスをいただきました。ウニのピンチョスは、個人的にはBar Sportよりも美味しい気がしました(ただ、Bar Sportはウニスープなので根本的に料理が違いますが…)。
ZAZPI STM
そして、洗練されているバルの「ZAZPI STM」も訪れました。ここは、元々は違う場所で普通のバル「ZAZPI」として営業していたようですが、現在は「サン・テルモ博物館」に併設されたバルとなっています。コンクリート打ちっぱなしのモダンな建物の中にあり、とてもお洒落な印象のバルです。
店内もモダンな印象ですが、落ち着いて食事をとることが出来ます。席も広々としてレストランのような感じになっています。
お料理もかなり洗練された印象のメニューが揃っています。それでいて、見た目通りに期待を裏切らない美味しさです。特にフォアグラのリゾットは絶品でした。デザートも盛り付けが洗練されていて、もちろん美味しかったです。意外と店内も空いていて、ゆっくりと食事できて大満足でした。
Ganbara
サンセバスチャンで最後に訪れたバルは、「Ganabara」というバルです。ここもミシュランガイド掲載店のバルとなります。
このバルも超人気店なので、食事をしたい場合には開店時間に合わせて訪問することをおすすめします。以前は、他のバルと同じく立ち飲みスタイルだったようですがコロナ以降は全員が着席するスタイルに変更されています。つまり、満席の場合は席が空くまで外で待つことになります。
Ganbaraの名物料理は、何と言ってもこのキノコ料理です。季節で取れるキノコの種類は変わるようですが、旬のキノコをソテーして卵の黄身を乗せたプレートが看板料理です。少しお値段高めですが、是非食べることをおすすめします。おそらくGanbaraに来ているお客さんは、ほとんどがこのキノコのソテーがお目当てです。これに合わせるのは、もちろんチャコリ。すっきりとした白ワインがピッタリです。他にも美味しいお料理があります。
スペインでのレストランでは、シシトウをメニューにしているお店が多いです。ここでもメニューにあったので注文。エビ、ファアグラ、コロッケも名残惜しくて注文しました。サンセバスチャンのお店、バルはどこも美味しかったですが、やはりミシュラン掲載店は期待を裏切らなかったです。お料理はもちろんですが、お店の雰囲気や店員さんのホスピタリティなどが総合的に評価されていると感じます。
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