最初に、このブログを書くことにした経緯について、少し触れさせていただきたいと思います。
元々、学生時代の1986年に初めて海外旅行に出掛けて以来、毎年のように世界各国へと出掛けることを楽しみにしていました。それは、独身時代だけでなく、結婚してからも、子供が生まれてからもです。そうこうするうちに、自分も年を取り、いつしか気が付けば50代後半の年齢となり、以前より漠然と考えていた『いつかは海外で生活してみたい』と思う気持ちが強くなりました。残念ながら、この年になるまで留学の経験もなければ、サラリーマン生活での海外赴任経験もなく、海外旅行の経験だけで実際に『暮らす』ということは経験したことがありませんでした。
時間がある時に色々と調べていると、ヨーロッパの中では『オランダ』が一番ビザ取得のハードルが低いことを知り、海外生活をするならオランダと考え始めました。でも、実際オランダで生活をするにしても、住居もさることながら仕事はどうする?と思いましたが、それよりも『行けば、どうにかなるだろう』との思いの方が強かったです。まあ今から冷静になって考えれば、オランダ語も話せないどころか英語もまともに話せない、理解できないのにと思います。でも、オランダ語が話せるようになったら、とか、英語が話せるようになったらと言っていたら、いつまで経ってもオランダの地に立っていなかったのも事実です。
『思い立ったら吉日』と言う諺がありますが、どこかで踏ん切りをつけないと次の一歩を踏み出せないものだと思います。オランダに来て驚くのが、20代、30代の若い世代の人達がたくさんオランダに来ていて、私と同じ『個人事業主ビザ』を取得して働いている事です。そして、何よりも彼らのコミニュケーション能力の高さ、そして語学力のレベルの高さには驚かされます。自分が同じ年代の時は、時代が違うと言えばそれまでですが、仕事を辞めて海外でチャレンジしてみようとは全く思いつかなかったです。今の時代、その気になれば年代に関わらず海外でチャレンジすることができると思います。実際、先ほどの20代、30代の人だけでなく、40代で子供、家族と一緒に来ている人もいます。子供の教育について色々な情報が出ていますが、実際のところは『いいところもあれば、そうでないところもある』と言うのが、実際に来て色々な方の話しを聞いて感じるところです。
そんな私が、会社を退職して夫婦二人でオランダに来て生活をスタートし、まだまだ1年あまりの短い期間の経験ですが、逆に記憶が新鮮なうちにオランダに来たいと思う方の少しでもお役に立つ情報をお届け出来たらと思い、プログを始めることにしました。ご興味をお持ちいただけましたら、お時間のある時にでも、立ち寄って読んでください。
コメント