バル巡り(その1)
サンセバスチャンで実際に巡った何件かのバルを店舗の外観や店内の雰囲気、食べた料理などと共にご紹介します。
Bardulia Donostia
1店舗目のバルは、「Brasilia Donostia」というバルに行きました。お店の入り口に、ピンチョスやお料理の写真が掲示されていて、どんな料理が食べられるのかが分かって入りやすい雰囲気です。
店内の雰囲気はこんな感じです。入ってすぐに、ショーケースにピンチョスなどが並べられています。奥にテーブルと椅子があって、座って食べることが出来ます。
このお店のショーケースの中のピンチョスや頂いたお料理は、下の写真のような物です・ツナの上にアンチョビが乗ったもの、生ハムの上に焼いたチーズが乗ったもの、コロッケなどを頂きました。どちらも美味しかったです。右下の写真が店内奥のテーブルから撮影した写真となります。
Bar Sport
2店舗目のバルは、サンセバスチャンのバルと言えばここ、と言われるくらいにガイドブックや色々なブログなどに必ず出てくるくらいに有名なお店「Bar Sport」です。
行った日は、夜の営業が午後6時と言われたので5分くらい前に行ったら、まだシャッターがほとんど閉まっていました。実際にシャッターが開いて営業が始まったのは確か午後6時15分くらいでしたが、ほぼ一番乗りくらいに入店出来たので、店内にある数少ないテーブルを確保しお目当ての料理、飲み物を注文することが出来ました。しかし開店して15分もしないうちに大混雑。ここでの注文は、普段はカウンターで注文して名前を呼ばれるのを待つシステムらしく、スペイン語を話せないと少しハードルが高いのですが、空いていたので注文した料理はテーブルまで運んでくれました。開店と同時に行くことをお勧めしますが、朝9時からやっているお店なので朝行くのもいいかも知れません。
このお店の名物料理は、ウニのスープとカニのグラタン。どちらもピンチョスではなく、カウンターで注文することになります。でも、名物料理で注文する日本人が多いため「ウニとカニね」と日本語でも注文が通りました。飲み物は、サンセバスチャンのバルでは定番中の定番、チャコリです。チャコリは微炭酸の白ワインですが、アルコール度数はかなり低いのであまり酔わないです。スッキリとした味わいで、ピンチョスなどを2、3品食べるのに丁度良い量です。
あと、Bar Sportの名物料理はフォアグラです。濃厚な味わいに絶妙な火加減で看板メニューであることは頷けます。おそらく来たお客さんのほとんどが注文していると思います。
上の写真が開店15分後くらいの状態です。観光客が多いと思いますが、カウンターで食べている人が多いです。写真の左奥のところが注文のカウンターになります。日本人観光客も多く、日本人だけがテーブル席に熱視線を送っていました。残念ながら、日本人家族にテーブルの横に立たれて圧を感じたので早々に退散したので評判通りに美味しいのかよく分からなかったです。
La Vina
バスクチーズケーキて、聞いたこと、食べたことはありますか ? この La Vina というお店は、そのバスクチーズケーキ発祥のお店と言われています。バスクチーズケーキの専門店ではなく、普通のバルとして営業しているのでピンチョスなどもありますが、来ているお客さんはほとんどがバスクチーズケーキがお目当ての感じがします。
店内はテーブルもあり、奥にも客席はあるのでまあまあ座って食べることが出来ます。また、半分くらいの人がテイクアウトしていました。テイクアウトの場合は、チーズケーキをケースに入れてくれます。私たちは店内で席を確保し、チーズケーキとコーヒーを頂きました。
日本で食べるバスクチーズケーキは、どちらかと言うと「しっかり」した印象のケーキが多いと思いますが、このお店のチーズケーキは「とろとろ」系。中のチーズがとろけて流れ出している感じで濃厚です。でも、くどくない感じでとても美味しかったです。実は、La Vinaのチーズケーキ以外に他のバルでも注文して食べ比べをしてみました。それについては、次回以降の記事でご紹介します。
お店の中は、こんな感じでした。奥のショーケースには、チーズケーキがたくさん置いてありました。このカウンターの右側と奥にイートインスペースがあります。
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