サンセバスチャン(スペイン)訪問記

旅行

2024年の新年は、スペインの北東部に位置するサンセバスチャンでスタートしました。サンセバスチャンは美食の街として有名で、人口対比のミシュランの星付きレストランが多いことで世界的に有名です。

サンセバスチャン

サンセバスチャンの場所

サンセバスチャンは、スペインの北東部に位置しフランスにも近い場所にあります。サンセバスチャンにも空港はあるのですが、小さい空港なのでヨーロッパの他の国から行くには西側にある「ビルバオ(Bilbo)」まで飛行機で移動してから、バスで移動するのが一般的です。ビルバオ空港からサンセバスチャンまでは、約1時間15分くらいで移動できます。

サンセバスチャンは美食の街としても有名ですが、実はサーファーにも人気のあるスポットとなっています。旧市街の東側に、ズリオラ(Zurriola)という海岸があります。ここがサンセバスチャン市内での有名なサーフィンスポットとなっています。また、この海岸の近くにある多くの宿泊施設では、サーフボードがレンタルできるところも少なくありません。サーフボードを1日25ユーロ、スイムスーツを1日10ユーロでレンタルすることができます。また、サーフショップも市内に沢山あります。
昼間はサーフィン、夜はバルで美食をハシゴする、そんな楽しみ方のできる街です。

オランダからサンセバスチャンまでの行き方

オランダのアムステルダムからサンセバスチャン最寄りの空港であるビルバオ空港までは、KLM、ルフトハンザ、スイスエアなどの航空会社もありますが、スペインのLCCであるvueling航空が安くて便利です。飛行時間は、約2時間で同じEU圏内なのでパスポートコントロール等の手続きはありません。オンラインチェックインをしていると直接手荷物検査場に行けるので、検査場の混み具合にもよりますが出発の1時間くらい前に空港到着でも問題なかったです。ちなみに、行きはアムステルダムからビルバオまでは直行便でしたが、帰りはバルセロナ経由となっていました。

ビルバオ空港からサンセバスチャン

ビルバオ空港からサンセバスチャンまでは、バスの利用が便利だと思います。お財布に余裕のある方は、サンセバスチャンで泊まるホテルのお迎えサービス(もちろん有料です)もあると思いますが、バスで約1時間15分くらいなのでおすすめです。空港に到着して手荷物を受け取ってロビーに出たら右側の奥を目指して歩きます。突き当たりの壁際の左側に、バスの券売機があります。人がいるカウンターもありますが、こちらはビルバオ市内へのバスの券売所なので違います。券売機の前には、案内の人がいて購入のお手伝いをしてくれました。ビルバオ空港からサンセバスチャンまでは片道17ユーロで、クレカやPINが利用できます。チケットを買うときに注意しなければいけないのは、目的地が「Donostia(ドノスティア)」であることですね。バスク語では、サンセバスチャンをドノスティアと呼ぶためです。

バス停は、チケットを買った券売機の左側の出入り口を出て、すぐ左側にあります。下の写真のバスのマークが目印です。手前は市内行きのバス停なので違います。バスのチケットは、レシートみたいなペラペラの紙ですが、これをバスに乗る時に運転手に見せて乗車するので大切に持っておく必要があります。バスは、通常毎時15分と45分の1時間に2本が運行されています。大きな荷物はバスのお腹の部分に乗せますが、係の人は手伝ってくれないので自分でする必要があります。車内の座席ですが、足元はかなり狭いです。上の棚もそれほど大きくないので、本当に最小限の荷物だけ車内に持ち込むようにした方がいいと思います。

バスに乗ったら終点まで乗りましょう。途中で「サラウツ(Zarautz)」という街で停車しますが、ここはサーフィンで有名な隣町です。サンセバスチャンのバス停は駅の地下にあるバスターミナルとなります。下の写真が駅舎となりますので、この駅舎が川沿いに見えてきたらもう到着です。バスターミナルは、思った以上に立派でびっくりしました。電車に乗る人はほとんど見かけず、駅には誰もいなかったです。

このバスターミナルから、バルのある旧市街までは徒歩で10分くらいの距離です。ホテルもこの近辺だと思いますので、ホテルに荷物を置いて早速バル巡りに出掛けましょう。

バル巡り

バルは、旧市街に約100店舗ほどあるとされています。また、河を挟んだ東側のエリアにもバルがありますので、自分の行きたいバルに目星をつけて巡る順番を考えましょう。ただ、バルの営業時間が朝からやっているお店もあれば、お昼からとか一旦ランチとディナータイムの間に閉めるお店などもありますので、営業日とともに営業時間をしっかりとチェックしてから出掛けましょう。

以前は、美味しいバルの目安としてカウンターの下に落ちている紙ナプキンの数が多いほど繁盛していて、美味しいお店だと言われていたようですが、現在ではそうでもないようです。そもそも、紙ナプキンを下に捨てる人をあまり見かけません。今の時代、Google mapやブログ記事などで取り上げられているお店を取り敢えずは目指すのが良さそうです。もちろん、気になるお店があれば店内に入って並んでいるタパスやピンチョスを見たり、食べている人がいたらお皿の料理を見て、雰囲気を感じ取って試してみるのもいいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました